2015
07.21
JAGMO

聴衆もメンバーも若手中心!ゲーム音楽専門のオーケストラ「JAGMO」の挑戦

ARTIST, LIVE

■オーケストラによる最高峰の生演奏で「ゲーム音楽」を文化に

 

皆さんは「オーケストラ」に対して、どんなイメージを抱いていますか。おそらく「クラシック音楽」をイメージする方が多いのではないでしょうか。昨今、若者のクラシック音楽離れが危惧されていますが、クラシック音楽ではなく「ゲーム音楽」を専門に演奏しているオーケストラがあり、注目を集めています。

 

そのオーケストラの名前は「JAGMO(ジャグモ)」。「ゲーム音楽を音楽史に残る文化に」というビジョンと「ゲーム音楽を最高峰の生演奏で表現する」というミッションを掲げているゲーム音楽専門のオーケストラです。

 

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■聴衆もオーケストラのメンバーも若手が中心

 

2015年7月12日、東京の文京シビックホールで行われたJAGMOのコンサートに実際に足を運んでみて、まず驚いたのが客層でした。一般的なクラシック音楽のオーケストラのコンサートの客層を見ると、おそらく50~60代くらいの方が多いのですが、今回のJAGMOのコンサートの客層は20~30代くらいが中心。

 

そして、今回の指揮者である吉田 誠さん、コンサートマスターの枝並 千花さん、ソリスト(ヴァイオリン)の三浦 文彰さんをはじめ、オーケストラのメンバーも若手が中心。しかし、その実力は折り紙付き。吉田さんは、2009年パリ国立高等音楽院に首席入学、2012年ジュネーブ国立高等音楽院に首席入学した実力者。枝並さんは、2015年に行われたイディナ・メンゼル日本ツアーのコンサートマスターを務めた実力者。三浦さんは、2009年世界最難関とも言われるハノーファー国際コンクールにおいて史上最年少の16歳で優勝した実力者です。

 

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■Twitterを使った聴衆とのコミュニケーション

 

今回のJAGMOのコンサートでは、「ファイナルファンタジー」や「ロマンシング・サガ」や「MOTHER」シリーズなどのゲーム音楽に加え、「レベルアップ交響曲」というオリジナル曲も演奏されました。この「レベルアップ交響曲」は、キャラクターがレベルアップする時の効果音を表現する文字をTwitterで募集し、その文字をもとに作られた効果音が織り交ぜられたオリジナル曲です。

 

そして、印象的だったのが一般的なクラシック音楽のオーケストラでは、あまり見られないパフォーマンス。まるでライブのように聴衆の拍手に応えて弦楽器奏者が弓を振ったり、オーケストラにドラムセットがあったりと、とにかく「音楽を楽しんでもらいたい」というメンバーの想いがこちらに伝わってきました。その想いに応えるかのように、聴衆からは「ブラボー」という声が飛び、アンコールの拍手が鳴り響き、中には感動して涙ぐんでいる方もいました。

 

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■ゲーム音楽専門のオーケストラ「JAGMO」の挑戦

 

今までもゲーム音楽を題材にしたオーケストラのコンサートは多数開催されていますが、JAGMOの特徴は、何といっても「ゲーム音楽専門」のオーケストラが「色々なゲームの音楽」を演奏しているという点ではないでしょうか。

 

JAGMOは色々なゲームの音楽を演奏しているということもあり、中には初めて聞く曲もありましたが、どれもオーケストラならではの音の厚みと響きが素晴らしかったです。

 

2015年7月にフランスのパリで開催された「JAPAN EXPO 2015」で初の海外公演を成功させるなど、今後の活動が注目されるJAGMO。海外でも若者のクラシック音楽離れが危惧されているそうですが、今後はクラシック音楽だけではなく、ゲーム音楽を通じてオーケストラの素晴らしさを知る若者が増えていくのかも知れませんね。

 

■次回公演情報

 

『伝説の音楽祭 勇者たちの響宴』

 

2015年10月24日(土) 13:00開演・17:00開演

2015年10月25日(日) 13:00開演

新宿文化センター 大ホール(東京都)

 

チケット情報に関する詳細はこちら(イープラスのサイトへリンクします)

 

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■関連情報

 

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