2015
07.28
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クラシックソムリエ目指してみる?

BLOG, MUSIC

ソムリエといえばワイン専門家のイメージがあるが、昨今は野菜ソムリエ、温泉ソムリエ、だしソムリエなど多種多様な専門家を養成し、生活や仕事に役立ててもらおうという協会が増えている。

 

そんな中、音楽業界で今注目されているのがクラシックソムリエ検定だ。
一般財団法人日本クラシックソムリエ協会が主催している検定試験で、協会サイトによると「クラシック音楽の魅力を存分に味わい、自ら音楽を選び、素晴らしさを誰かと分かち合うことのできる知識を身につける。そのステップアップの為の指針となるのが、クラシックソムリエ検定です」

とある。

 

検定は、初心者向けのエントリークラスから、クラシックの作曲家と作品、演奏家に至るまでかなり深い知識が求められるプラチナクラスまで4段階に分かれている。

 

試験の例題を見ると、作曲家の伝記を読まないと分からないような細やかなエピソードや、オペラの詳細なストーリーを知らないと回答出来ないであろう質問もあり、なかなか手ごわい。

しかしながら、クラシックをもっと深く味わいたいけれどどうしたらいいか分からない、せっかく高いチケットを買ってオーケストラを聴きに行ってもつい途中で眠ってしまう、そんな方にこそお薦めしたい検定なのだ。

 

クラシックの楽しみ方とは?

 

交響曲は長い。

例えばマーラーの交響曲なら、たいてい一時間を越えている。
楽しみ方が分からなければつい途中で眠ってしまうことだろう。
しかし、マーラーの人生や人となりを知り、どんな時期にこの曲が作曲されたのか?曲の聴きどころはどこか?指揮者によって演奏にどんな違いがあるのか?そんなことを知れば聴き方もまた変わってくることだろう。

さらには、マーラーがブルックナーやシェーンベルクと交友関係が深かったことを知れば、次はブルックナーやシェーンベルクの作品も聴いてみたくなるかもしれない。

 

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(image : iStock)

 

クラシックソムリエ検定の場合、合格することだけが目的ではないと思わされる。検定テキストを読みながら興味を持った作品を聴いてみたり、協会が開催している対策講座に足を運んでみるだけでも、充分クラシックを聴く楽しみの幅が広がるのではないだろうか。

 

せっかく検定に取り組むならば、テキストのみならずTVやラジオ、様々なメディアも活用したいところだ。
TVなら「題名のない音楽会」「らららクラシック」、ラジオなら「きらクラ!」など、クラシックの名曲を分かりやすく解説してくれる番組も多い。
コミックであれば、「のだめカンタービレ」(二ノ宮知子)「マエストロ」「神童」(共にさそうあきら)。これらの作品は映像化されているのでそちらもお薦めだ。

 

クラシック音楽は心を豊かにしてくれる。
クラシックソムリエ検定がきっかけとなり、充実したクラシックライフを送る人が増えることを願ってやまない。

 

クラシックソムリエ検定公式サイト
http://www.classicsommelier.jp/cs-test/