2015
08.06
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新世代トラックメイカーtofubeatsの軌跡を辿る

ARTIST, MUSIC, VIDEO

 

最近、音楽シーンで名前をよく聞く「tofubeats(トーフビーツ)」。神戸在住のDJ/トラックメイカーである彼は、「平成生まれ」や「新生代」、そして「新星」なんて呼ばれることも多いが、そう一括りにしてしまうのはちょっと待とう。中学生から曲作りを始め、10年以上のキャリアがあり、しっかりとした土台があったうえでのヒット、メジャーデビュー。
いきなり現れたのではなく、ようやくリスナー、そしてシーンが追いついたのである。そんなtofubeatsのこれまでの軌跡を辿ってみよう。

 

■略歴
1990年生まれの彼は、日本語ラップを聴きクラブミュージックに目覚め、中1のころからPCで楽曲の制作、そして音源のネット上への投稿を開始する。本当はバンドをやりかったが、メンバーが集まらず、それならPCと機材さえあれば一人でできるクラブ音楽を選択。
高校生になり、地道なラジオへYouTubeへのリミックス音源の投稿が関係者の目に留まり、石野卓球がオーガナイズする国内最大のテクノフェス『WIRE08』に史上最年少(17歳)で出演。(当時、投稿していた楽曲の一部は今でも聴くことができる)

 

前述のラジオ投稿が、放送中に紹介されたことがきっかけで知り合った、ラッパーのオノマトペ大臣と意気投合し、カラオケボックスで作詞した「水星」が各地方で話題となり、遂にはLPと発売し、即完売。現在は、数万円もするプレミアアイテムとなっている。その後、同曲をiTunesでの配信限定で発表し、その年のiTunes Storeチャートの総合1位を獲得。これは2012年の話、tofubeatsはまだ大学生。

 

【動画】 tofubeats – 水星 feat,オノマトペ大臣(PV)

 

 

大学卒業と同時に、インディーズで発売した1stフルアルバム『lost decade』も話題となり、同年11月にメジャーデビューが決定。1stEPにフィーチャーしたのが森高千里だったこともあり、若者だけでなく大人世代にも知られることになる。

 
【動画】 tofubeats – Don’t Stop The Music feat.森高千里 (official MV 2015)

 
その後、2ndEPとして、お笑い芸人でもある藤井隆をフィーチャーした「ディスコの神様」をリリース。今度はお笑いファンの間でも名前が知られることに。

 
【動画】 tofubeats – ディスコの神様 feat.藤井隆(official MV)

 

 

一方でPerfumeやモーニング娘。などのアイドル好きも高じてももクロのリミックスを手掛け話題に。以後、9nineや佐々木希、そしてYUKIや電気グルーヴのリミックスワークも行い、現在は、NegiccoやLyrical Schoolへの楽曲提供もしており、アイドルファンからの評価も高い。

 
【動画】 lyrical school with tofubeats「プチャヘンザ!」

 

そして、満を持してリリースされたメジャー1stアルバム『First Album』では、前述の2曲に加え、RIP SLYMEのPES、東京女子流の新井ひとみ、BONNIE PINKといった、ラッパー、アイドル、女性シンガーの幅広いゲストを招きより多くのリスナーに知れ渡った。

 

そのほかにも大手ブランドのCM楽曲の制作も手がけ、多方面に手活躍の場を広げている。

 

[動画] 『CONVERSE』

 

今回紹介したのは、2015年5月時点のもの。この勢いは未だとどまることを知らない。今からでも遅くないのでぜひ聴いてみて欲しい。

 

【関連情報】
www.tofubeats.com/
https://twitter.com/tofubeats