2016
02.28
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「6 Music Festival 2016」日本の音楽フェスに未来はあるか

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イギリス西部にあるブリストルでBBCレディオ6が、2月の12日から14日まで音楽のフェス「6 Music Festival 2016」を開催した。

そろそろ2016年のフェスティバルが世界各地で始まっていく中、ここ日本でもフジロック(FUJI ROCK FESTIVAL)やサマソニ(SUMMER SONIC)など、多くのフェスのヘッドライナー情報が次々と解禁されていく。

 

 

Underworld – Cowgirl (6 Music Festival 2016)

 

”イギリスのフェス”といえばグラストンベリー・フェスティバルが最も有名だろう。メインのピラミッド・ステージでは、他のフェスならヘッドライナーに選ばれるようなミュージシャンやバンドが並んでいる。音楽だけではなく、映画の上映などまであるので音楽フェスの範囲を完全に超えている一大イベントだ。

 

Primal Scream – Loaded

 

「音楽フェスに未来はある?」と言った問いを日本に限定して考えてみよう。野外でも屋内でもいい。多くのバンドが集められたイベントがいつまで続くのだろう。そんな思いを毎年抱いている。日本は欧米と違い、音楽そのものが文化として認められていると言いがたい。音楽、特に欧米から入ってきたロックやポップスへの土台がない。

 

Laura Marling – Rambling Man

 

音楽は「生」で楽しむのが最上級の贅沢だ。ジャンルとは無関係にCDやダウンロードされた圧縮音源にはない「熱」がある。「生」の演奏に魅力がなければ、そのミュージシャンやバンドはいずれ消えていくだろう。「熱」を観客に伝えられない力不足も同様だ。そんな土台が日本にはどうも感じられない。あったとしても、薄すぎる。非常に残念だけれどそれが現実だろう。

 

 

Savages – The Answer

 

これは、今さら何を…の文章だ。

時間は戻らないし、音楽業界と呼ばれる世界が急変するわけでもないし、マスメディア(もしも、まだ存在しているならという前提で)の扱いが良くなるわけでもない。それでも小さな声で叫ぶ。バンドマンにとって良心的なライブハウスが潰れるのは見たくない。ワールドツアーに日本が入っていないのは悲しすぎる。そして、音楽フェスも出来る限りの数でいいから残って欲しい。

 

Suede – Metal Mickey

 

一昔前には日本でも多くの音楽フェスがあった…そんな昔話のように語られる時代がやってこないことを祈る。音楽フェスが日本からなくなってもいいと思っている部分もある。そんな気持ちも否定しない。

なぜなら…

地球は小さくなった。グラストンベリーフェスティバルだって、簡単に行ける近未来が待っているのかもしれない。「生」の「熱」は、どんなにデジタル化されても、人間が人間でいる限りは残る。音楽は決してなくならない。そう、信じているからだ。

 

 

 

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