2016
06.06
パックマン

【BLOG】まさに無敵!人気ゲーム”PAC MAN”を使用した楽曲

BLOG, VIDEO

前回Veemobでは、スーパーマリオのBGMを使用した楽曲を紹介したが、マリオ同様に海外でも大人気な日本のゲームが「パックマン」である。パックマンもやはりその人気ぶりを反映して、BGMのサンプリング使用はもちろん、パックマンをテーマにした曲もある。今回はそうしたパックマンがらみの楽曲を紹介する。

 

The Packman – I’m The Packman (Eat Everything I Can)

 

Pac Manではなくて、Packman。パックマンのBGMは使用されていないが、これはやはりパックマンである。「食えるだけ食う」というサブタイトルは少々お馬鹿っぽくもあるものの、「右へ、左へ、お前はどこへでも逃げられる。だがおれからは逃れられない」という歌詞は最高にクール。パックマンって、こんなにハードボイルドな最強キャラだったのか…。いつも逃げられっぱなし、やられっぱなしです。すみません。

 

Buckner and Garcia – Pac-Man Fever

 

Buckner and Garciaはノヴェルティ・ソング(コミック・ソング)を手がけてきた作曲家コンビだそうで、この「Pac-Man Fever」もそうした曲のひとつだったのだろう。いわゆる職業作曲家的な、いい意味で大衆的なツボを押さえた曲調と、折からのパックマン人気がうまくかみ合ったようで、ビルボード・トップ100で最高9位を記録するヒットとなった。

 

さらにはそのいきおいに乗るかたちで、当時の人気ゲームをテーマにしたアルバムを発表。収録曲には「Do the Donkey Kong」といったものがある。2015年には「Pac-Man Fever」を新しいアレンジで再リリースし、ミュージックビデオも制作されたが、ここでは80年代当時の空気が感じられるオリジナル版を紹介する。

 

Power-Pill – Pac-Man

 

Power-Pillはエイフェックス・ツインの多数ある別名プロジェクトのひとつ。パワーピルは食べるとパックマンが無敵になるパワーエサのことだろう。そんな名前からも分かるように、Power-Pill名義でのリリースはこの「Pac-Man」1曲のみ。

 

エイフェックス独特のアグレッシヴさに満ちたこの曲は、最初から最後までパックマン音源のオンパレード。よほど音楽的なインスピレーションを得たのか、それともゲームとしてのパックマンが大好きなのか、サンプリングというよりはカバー曲、オマージュと言っていい仕上がりだ。

 

Beanie Sigel – Mac Man

 

リリックはどうやら、麻薬の売人が警察から逃げ回るさまを、モンスターに追いかけられるパックマンにたとえているようだ。そしてフルーツを食べては女性警官(モンスターのピンキーとスー)を追いかけまわしているもよう。ほかにもマリオとかドンキーコングとテトリスとか、レトロゲームの名前が次々と出てくる。

 

曲名の「Mac Man」はビーニー・シーゲルの別名であるB MacやMack Mittensからきているのだろう。曲中では普通に「おれはパックマン」と言っており、Mac Manは出てこないのだが、Pac Manを曲名にするのはどうやら難しかったようだ。

 

Lil’ Flip – Game Over (Flip)

 

この曲はビルボード・ホット100で最高15位、収録アルバムはビルボード4位を記録するヒットとなった。売れたのが原因なのかどうか、リル・フリップと所属会社のソニーBMGは、当時のナムコから著作権侵害で訴えられてしまう。メジャー音楽会社からシングルリリースされるような曲が、無許可でサンプリングをしていたことには驚くが、その後和解が成立している。

 

NSYNC – The Game Is Over

 

テクノやヒップホップなどは、なんでもサンプリングして当たり前なところがあるが、ポップソングが中心のアイドル・ボーイズグループで、この手のサンプリングは珍しいのではないだろうか。シリアスな曲調ながら、パックマンがやられたときのユーモラスともいえる効果音がそれほど違和感なく、いいアクセントになっている。

 

 

これを読んでいて久々にパックマンをプレイしたくなったあなたに朗報だ。グーグルで「パックマン」と打ち込めば、グーグルのロゴ仕様のパックマンがプレイできる(ご存知の方も多いと思うが)。これはパックマン30周年の際に公開されたもの。勿論BGMも聴けるので、時間のあるときにどうぞ。