2016
07.06
13569914_508567676005294_250959237_o

【INTERVIEW】Shespider、“Imitation”を脱ぎ捨てる。

INTERVIEW, NEWS, RELEASE

Shespiderのライブを初めて観た時のことは、多分ずっと忘れないと思います。レンズ越しに届く、ダンサブルなポップに乗りまくった熱量。それに加えて、クールなステージングとは真逆の、超・親切なオフの顔!…このバンドを応援したい、ただ素直にそう思いました。

今回リリースされるのは、Shespiderが新しいサウンドアプローチに挑戦、試行錯誤を繰り返しながら作り上げた、ミニアルバム『Imitation』。

パッドやドラムスを入れるかどうか迷ったりしているメンバーの姿を遠目に見守っていたからなおのこと、Veemobから「今のShespiderのサウンドが魅力的だから、リリース記念に記事を出そうと思う」と聞いた時は、本当に嬉しかったです。

今回のインタビューはバンドにとって初メディア出演でもあります。日頃よりバンドがお世話になっている山本さん(Live Connection)の協力の元、作品やバンドについて、できる限りの事を話していただいています。フレッシュな空気感と共にお楽しみ頂けらたら嬉しいです。

 

 

文・写真/貯金

インタビュー協力/山本 生(Live Connection)

 

20160517-_MG_0401

メンバー:牧野 慧/vo.&key.  大瀧 洋平/gt.&pad   松原 将貴/ba.

 

——今回の新作『Imitation』から、リードトラックの「Imitation」の制作経緯は?

 

牧野 「Imitation」春頃にサビまでのデモを作って、これは音源のクオリティが高いと思い、すぐにメンバーに聞かせた曲ですね。

 

松原 各月で牧野さんのデモ発表会みたいの開くんですが、「Imitation」が流れた時は僕と大瀧さんが「これはすぐやるべきだろ!」って言った。

 

 

——「Imitation」は英詞ですね。テーマのようなものはありますか?

 

牧野 曲の中のテーマは「失恋」というか。追いかけても届かない、恋こがれている、ずっと思い浮かべている…っていう。

 

松原 僕らがね。

 

大瀧 Shespiderらしいテーマなんですかね。

 

——歌詞は実体験に基づく?

 

牧野 まぁ、基づいてはいますね!

 

一同笑

 

——全てがこの「失恋」といったテーマであるわけではない?

 

大瀧 そういうわけではないんですけど…結局は”手に入らない”という曲が多いです。

 

——今回のアルバムタイトルも『Imitation』。「偽物」というイメージが強い言葉ですが、それもShespiderのテーマに近い?

 

大瀧 そうですね。

 

——今の”Shespider”は”Imitation”だと?

 

松原 そうですね。だからこそ「本物を追求したい」という思いでもあります。

 

20160505-_MG_0910

 

——今回の作品は6曲+リミックスの計7曲構成になっていますが、推し曲や思い入れのある曲は?

 

牧野 僕の推し曲は2曲目の「Bimit」です。もちろん他の曲も同様にできているんですけど、メンバーが付けたした中でも特に「Bimit」はいいなぁって思った。

 

 

松原 化けたね、これ。

 

大瀧 確かに。僕が一番推している曲は1曲目の「Convulsion」です。元々このバンドは少しガレージっぽい曲を演っていたんですが、バンドのテイストを変えるタイミングで、ちょうど牧野が持ってきた曲が「Convulsion」です。今まで自分がやりたくてもやれなかったアンビエント要素とか、音のツヤ、優しさとかが含まれていて、やりたい事ができると思えた。

 

 

 

松原 僕は「Awake」って曲ですね。これはちょっと自慢なんですけど(笑)、この曲の最初のフレーズだけは僕が作ったんですよね。それを聞かせた時、牧野さんが嫉妬したらしいんですよ。それが嬉しくて!とてつもない尊敬を抱いている人に「嫉妬した」って言われた曲は、やっぱすげーんだろうな!って興奮した。

 

牧野 まぁ、実際コメントいただいた方々にも「Awake」の反応が良いです。

 

松原 確かにアルバムの中で「Awake」は浮いているかも知れないけど、アンビエントともまた違う、テクノっぽさもある曲だと思う。それをすごい面白い感じで展開していけた。楽しくて、遊び心がいっぱいあるなって感じ。

 

20160505-_MG_0668

 

——作曲者の意図を超えた処に向かえた感じですね。今後の活動は?

 

牧野 これは僕の偏見かもしれませんが、まだ日本は海外に比べて音楽的なレベルの差みたいなものを感じるんです。未だに海外で流行った音楽が日本で取り入れられて流行って…それが日本国内だけに留まっちゃう。だけど、海外のアーティストは日本にもガンガンツアーしにきたりするので、そこに文化の差を感じています。…だから、国内外問わず活動をしたい。

 

大瀧 まずは、7.6リリースの本作を色んな人に聴いてほしい。実際会ったことない人に音楽を届けたい…これが今回の僕の目標です。

 

20160505-_MG_0549

 

大瀧 今後っていう話をするなら、この3人でずっと音楽を続けていきたいです。そのために色んなものが必要なのかな。まずは音楽を続けてもいいっていう環境が欲しい。ずっと3人で音楽を続けていたい。

 

松原 なんか気持ち悪いな(笑)。

 

大瀧 気持ち悪いけどね(笑)、しょうがないそれは。この作品に共感してくれる人がいれば、もっと楽しく3人で居られるのかな、というのが今の正直なところです。

 

松原 僕はもう、ガンガン曲作って、いっぱい音源出して有名になりたい。

 

大瀧 大事よね(笑)。

 

 

 

 

【リリース情報】

アーティスト:Shespider

アルバム:Imitation

リリース日:2016/7/6

価格:¥1,500+税

 

Shespider Web

http://www.shespider.com/