2016
07.23

【レポ】岩井俊二率いる”ヘクとパスカル ”中国5公演で4,600人を動員!日本ワンマン公演が急遽決定

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岩井俊二(映画監督)率いる音楽ユニット「ヘクとパスカル」が7月2日から10日まで行った中国5公演で延べ4,600人の観客を動員し大成功を収めた。

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昨年の上海映画祭でライブを披露したことがキッカケで、現地中国人スタッフから中国国内ツアーを打診され実現した今回のコンサートツアーは、日本人アーティストとしては超異例のいきなり5都市のホールツアーとなり、北京を皮切りに最終日の広州まで、各地由緒あるコンサートホールを中心に行われた。

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北京公演には香港の映画監督ツイ・ハーク氏が来場され、成都公演ではスタンディングオベーションが、上海、広州の公演はソールドアウト。チケットの販売もすべて中国国内販売のみ、日本からの観客ツアーもない中で、これだけの集客と共にライブを行った実績は、アジア規模を感じさせる内容。

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ヘクとパスカルのオリジナルソング以外に、岩井俊二が手掛けてきた数多くの作品の中からの音楽をカヴァーし、ヴォーカルの椎名琴音が表現する「Swallowtail Butterfly~あいのうた~」「Forever Friends」や、ピアノの桑原まこが演奏する「Love Letter」「リリイ・シュシュのすべて」「花とアリス殺人事件」等からのインストゥルメンタルを交えながら、全公演約2時間の内容は、スクリーンを利用して中国語訳を映し出すことで、お客さんに見て、聴いて、伝えることを考えたコンサートだった。

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そして今回の話題のひとつが岩井俊二のミュージシャンデビュー。ピアノ、アコースティックギターで参加し、「ウヲアイニ」のピアノには大きな歓声が上がった。

オリジナル曲「風が吹いてる」では、2コーラス目を中国語で歌う椎名の声に、各地で絶賛の拍手が沸き起こり、涙ぐむ観客も続出。今回の中国公演の成功は、岩井俊二監督の映画が好きで、岩井監督の映画で育った多くの中国人の皆さんが、改めて音楽を通してその存在や気持ちを共有したことで「音楽は国境を越える」ことを表した。

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そして、その岩井俊二をミュージシャンとして迎え、新たにデビューした「ヘクとパスカル」が日本でもワンマン公演を行うことが急遽決定。期待を裏切らない一夜となろう。

ヘクとパスカル オフィシャルサイト

http://iwaiff.com/