2016
07.26
senior woman making okay sign while wearing headphones to listening music

ヨーロッパのシューゲイザー&ドリームポップ – 2016年の動向が気になるバンド6選

ARTIST, BLOG, VIDEO

シューゲイザーやドリームポップというジャンルは曖昧だ。轟音なギターサウンド。浮遊感。気怠いボーカル。このあたりがよく使われる言葉だろうか。

 

シューゲイザーは、My Bloody Valentineのアルバム『Loveless』(1991年)が頂点だった。始まりは The Jesus and Mary Chain のデビュー盤『Psychocandy』(1985年)になる。 ドリームポップは、Cocteau Twinsのアルバム『Treasure』(1984年)などが代表作として挙げられる。時代の流れで言えば、シューゲイザーがドリームポップの要素を取り入れた。

 

ゼロ年代に入って、ニューゲイザーと形容されるバンドやミュージシャンが登場してきた。海外ではNu gazeの方が一般的な呼ばれ方だ。2000年以降のニューゲイザーは、1980年代から90年代のシューゲイザーやドリームポップにルーツ音楽があるのかもしれない。少々、強引に共通点を指摘するなら、ニューゲイザーは単なる過去の模倣ではなく、あらゆる他ジャンルの音楽性を吸収していた。そして、2016年現在も興味深いバンドやミュージシャンが琴線に響く音楽をつくっている。

 

ヨーロッパに限定してみた。気になるバンドの6選だ。

 

 

La casa al mare – Sunflowers

 

イタリア。

ローマのバンドだ。バンド名を訳すと「海の近くの家」だろうか。2015年にEP『THIS ASTRO』を発表した。この「Sunflowers」も収録されている。女性ボーカルではない点以外はシューゲイザー直球のサウンドだ。

 

LA CASA AL MARE ラ・カーサ・アル・マーレ

THIS ASTRO / ディス・アストロ

http://diskunion.net/portal/ct/detail/AWS150608-LCAM1

Twitter: https://twitter.com/LaCasaAlMare

 

 

MARIA FALSE – SPADES

 

フランス。

さらにマイ・ブラッディ・ヴァレンタインへ近い音がする。不安定に揺れるギターの音が癖になる。フランスではエレクトロの要素を加えた M83 が思い浮かぶが、こちらはかなりルーツに近い。2015年にアルバム『When』を発表した。動画の「SPADES」は2016年最新のシングルだ。

 

 

When by maria false

https://mariafalse.bandcamp.com/album/when

Spades Single by maria false

https://mariafalse.bandcamp.com/album/spades-single

 

Twitter : https://twitter.com/mariafalse

 

 

 

Pinkshinyultrablast – The Cherry Pit

 

ロシア。

シューゲイザーと言い切るには柔らかい印象だ。ドリームポップにしては途中のギターが激しい。USインディーの雰囲気もある。歪んだベースラインから始まるラストの展開は、聴き手を轟音サウンドへと溶かしていく。2016年、2月にアルバム『GRANDFEATHERED』を発表した。日本盤も発売されている。

 

ピンクシャイニーウルトラブラスト

http://vinyl-junkie.com/label/psub/

Twitter : https://twitter.com/pinkshinyband

 

 

 

Dråpe – My Friend The Scientist

 

ノルウェー。

ポップだ。でも、癖がある。ひねくれたポップ感はポストロックや、もっと以前のプログレッシヴ・ロックに近いノリと似た感じもする。バンドのfacebookページではジャンルに「pop」とだけ書いてある。2015年に『Relax/Relapse』を発表。もちろん、この「My Friend The Scientist」も収録されている。

 

Relax/Relapse

https://itunes.apple.com/jp/album/relax-relapse/id1035503031?ign-mpt=uo%3D4

※Amazonでは『Relax/Relapse』の販売が「12 inch Analog」しか見当たらなかったのでiTunesを貼っておく

Twitter : https://twitter.com/draape

 

 

Lost Tapes – Mexican flag (official audio)

 

スペイン。

 

軽やかなギターサウンドだ。USインディー寄りのギターポップにドリームポップ要素を取り入れたバンドと言っていい。これまで様々なコンピレーション・アルバムに参加していたが、2016年4月にデビュー・アルバムを発表した。動画の「Mexican flag」が1曲目だ。

 

Let’s get lost

https://itunes.apple.com/jp/album/lets-get-lost/id1083866509

※タワーレコード限定のCD盤も販売されているようだ

 

Twitter: https://twitter.com/Losttapes1

 

 

The Joy Formidable – Gold Day (Sparklehorse Cover)

 

イギリス。

 

ザ・ジョイ・フォーミダブルを挙げるのは失礼にあたるかもしれない。2011年に発表した『The Big Roar』以降、すでにイギリスだけでなくアメリカでも評価が高い。特にボーカル&ギターの Ritzy Bryan は次世代のスター候補としてNMEなどが推している。2016年、1月に新譜『Hitch』を発表した。各メディアなどで目や耳にすることが増えること間違いなしのバンドになるはずだ。

 

公式サイト: https://www.thejoyformidable.com/

Twitter: https://twitter.com/joyformidable

 

 

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