2016
11.10
New York City - NY - USA - September 3 2015: Republican presidential candidate Donald Trump gestures emphatically during press conference at Trump Tower to announce he has signed a pledge not to run as an independent candidate

【BLOG】勝っちゃったトランプ氏を支持したミュージシャン総まとめ

BLOG, VIDEO

米大統領選を見事勝利した(或いはしてしまった)トランプ氏。彼はの選挙活動の際にトランプ氏はいろいろな曲を流したが、その使用を拒否するミュージシャンはかなり多いようだ。ニール・ヤング、ローリング・ストーンズ、REM、アデル、エアロスミス…。一時期よくニュースになっていたのでご存知の方も多いだろう。表向きの理由は無断利用、または政治的利用の禁止のようだが、それでもここまで拒否されてしまうのは珍しいのではないだろうか。

ミュージシャン以外でもトランプ氏を批判する有名人は多いようで、そうなると果たして氏を支持するミュージシャンなどいるのだろうか?という興味が湧いてくる。そこで調べてみたところ、それほど多くはないがやはり支持者は存在するようだ。簡単にまとめてみた。

 

【意見大募集】日本の音楽市場がSpotifyに潰されるのか?

 

キッド・ロック

90年代後半にラップ・メタルなアルバムで大ヒットを記録したのち、軸足を徐々にカントリーへと移していったミュージシャン。米ローリング・ストーンズ誌のインタビューでトランプ氏への支持を表明しており、要は実業家が「ビジネス」として国を運営することに新しい可能性を感じているようだ。彼は12年の大統領選でも共和党のロムニー候補を支持している。なんとなく南部の人かと思っていたが、デトロイト出身とのこと。

 

【失望したらこの洋楽を】降り注ぐ光のシャワー、キーワードは「希望」。

 

アジーリア・バンクス

お騒がせ発言が多く、音楽以外でも話題になるラッパー。ツイッター上でトランプ氏に勝ってほしいと発言し、波紋を呼んでいる。彼女のツイートによるとトランプ氏を支持する理由は、彼が政治のシステムに組み込まれずに、純粋にアメリカのことを考えているからだという。トランプ氏が人種差別主義者だという意見に対しては、逆にヒラリー氏の黒人に対する態度が嫌いだとも述べている。

 

【日本発特集】アイスランドのプリンス Ólafur Arnaldsが作り出す幻想世界

 

イーグルス・オブ・デス・メタル

パリ同時多発テロで被害にあったことで有名になってしまったバンド。ストーナー好きにはクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オムの在籍でも知られる。事件後は反テロの象徴のような扱いを受け、U2との共演を果たすなどもした。だがフロントマンのジェス・ヒューズがトランプ支持者でかつ熱心な銃規制反対論者で、また反アラブ・反イスラム的発言を繰り返していることが分かり、関係者のあいだで困惑が広がっている。

 

【衝撃】10年引きこもり少女・フミノがいきなり大貫妙子並みのフルアルバムをリリース!彼女は何モノ?その背景を初めて語る

 

ケニー・ロジャース

おもに70-80年代に活躍した米歌手で、ロギンスではないほうのケニー。英ガーディアン誌の米版に語ったところによると、彼はトランプ氏の発言に好感を持っているようだ。内容はともかく自分の思うことを発言し、問題があるとすれば、上手に言えていないことだと。また、献金に頼らず自腹で活動しているのも良いと語っている。支持団体や利害関係などを考えず自由であるということだろう。ただロジャースはヒラリー氏とも仲は良いらしく、彼の息子はヒラリー氏支持だそうだ。

 

【重要盤】日本ロック元年からのメロディーメーカー・岡田徹の5年ぶりアルバムの全貌が明らかに。衝撃リメイクMVも

ジーン・シモンズ

いわずと知れたKISSのベーシストで舌の長い人。必ずしもトランプ支持ではないというが、彼の発言について一定の評価をしている。なにも考えていない発言だからこそ魅力的なのだとか。シモンズも物議を醸す発言が多いだけに、相通じる部分があるのかもしれない。また上記ロジャースと同様に、トランプ氏が献金に頼っていない点も指摘し、現在の政治システムにとって良い存在だとも語っている。政治を変える存在だということだろう。

 

【18禁紙芝居】大人限定の紙芝居師・飯田華子の初連載はホーム新宿がテーマ。

 

トゥイステッド・シスター

グラム系・ヘアメタル系の派手な格好で知られるバンド。トランプ氏の選挙活動で楽曲が使用されるのを拒否したミュージシャンが多いなか、バンドのフロントマンのディー・スナイダーは使用を認めている。芸能ニュースサイトTMZ.comによると、彼はトランプ氏が現在の政治システムをひっくり返すのことを期待しているのだという。だが同時に民主党のバーニー・サンダース候補についても曲を使っていいと述べており、絶対的なトランプ支持というわけではないようだ。

 

こうして見ると「政治システム」という言葉が何度も出てくることに気づく。これまでにない型破りな候補ともいえるトランプ氏の支持者は、既成の政治に限界を感じている人々だともいえそうだ。ヒラリー氏は米国初の女性大統領としても期待されてはいるが、政治の世界での経歴は長く、夫も大統領経験者である。ある意味共和党のブッシュ家みたいなものであり、「変革への期待」という点では少し弱いのかもしれない。そしてトランプ氏は「何かを変えてくれそうだ」という点で期待されているのだろう。ちょうどオバマ氏がそうであったように。だからこそ政治家らしからぬ発言も好意的に映るのである。

 

New York, NY USA - May 3, 2016: Donald Trump delivers victory speech after winning Indiana primary of Republican party for presidential nominee at Trump Tower

トランプ氏はミュージシャンに拒否されたあとでも楽曲を使い続ける場合がある。「使用料は払っているから」というのだ。つまりミュージシャンと曲の使用を管理する会社は別なのである。見方によっては音楽ビジネスへの批判ともいえ、確かに痛快ではある。そしてミュージシャンのファンからの支持を失うことなどはおそらく考慮していない。こういうところが根強い人気の秘密なのだろうな。

 

【衝撃】指揮者が突然倒れるシンフォニーの詳細はこちら