2017
06.28
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脱力系ガレージ・ダンス「シュガー・フェド・レオパード」のサイケな魅力

ARTIST, BLOG

ダンスミュージック、といってもEDM系の現代的な音楽は一度すっきり忘れて頂くとして、日本のアーティストに例えるならば、ゆらゆら帝国を極限まで緩く、ピチカートファイブを気だるく甘くして、そこに昭和歌謡か南米のサウダージをプラスしたようなアンニュイで癖になる中毒性。60年代のダンスミュージックの力を抜いて、ややサイケデリックにガレージやポストパンク要素を加えて現代風に仕立て直した、というこなれた味を出す「シュガー・フェド・レオパード(Sugar Fed Leopards)」。ギターの男性を除き全員女性という6人組のバンドで、アートワークやビジュアルはケイティー・ペリーやリリー・アレンあたりを想像しても良いかもしれない。ふざけた雰囲気だが、曲はどれもグルーブ感が心地良く、いろいろな音楽を通過してきたメンバーだということがすぐに分かるはずだ。

 

 

 

 

 

 

これでもかというほどグリッターでキラキラの衣装に、バカバカしいほど大きなリボンやクラシカルな中折れ帽、ひと昔前のようなポージングで撮影したアーティスト写真、60年代のような旧式の車の登場するMVなど、どこをとっても隙の無いレトロな演出。JETやコートニー・バーネットを輩出したオーストラリアの街メルボルンを拠点に活動する彼ら。メルボルンという土地はおしゃれな古着屋やカフェ、ギャラリーなどが立ち並び、古い音楽も新しいアートも似合うレトロフューチャーな文化都市で、シュガー・フェド・レオパードがメルボルン出身と聞き思わず納得してしまった。

 

 

公式ウェブサイトのバイオグラフィーによると、音楽性としては「クラシック・ポップ&ディスコ」を標榜し、2015年に1枚目のEP「スイート・スポット(Sweet Spot)」をローンチ。今年4月に新作「テイク・ユー・アウト・トゥナイト(Take You Out Tonight)」を出したばかり。Facebookページでは音楽ジャンルは「ディスコ、ソウル、ドゥーワップ、ロックンロール、ガレージ、レモネード」となっている。インディーバンドだが国内外でライブ活動を展開しており、日本でもフジロックなどのフェスなどに出演したら盛り上がりそうだ。もちろん、ゴールデンタイムのメインステージではなく、深夜か、あるいは真昼にビールを片手に緩く踊りながら、という時のとっておきの楽しみとしてラインナップするのがぴったりだろう。

 

文 / 水田真梨

【Sugar Fed Leopard 公式サイト】
http://www.sugarfedleopards.com

https://www.facebook.com/sugarfedleopardsmusic/

 

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