2017
09.17
The man, woman jumping and dancing hip hop choreography and posing at studio on gray

新星オルタナ・ポップ&ロック「IV League」は90’sリバイバル

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90年代ポップ&ロックのリバイバル・サウンドを奏でる、オーストラリア南部メルボルン出身のオルタナバンド「アイヴィーリーグ(IV League)」は、最新シングル「チェンジ・マイ・マインド(Change My Mind)」が好調のようだ。音楽配信サービス「スポーティファイ(Spotify)」は、同曲をスウェーデンのポップバンド・カーディガンズ系のプレイリストに加えるなど、バンドサウンドを背景にポップなメロディーを織り成す彼らの音楽性が評価されていることがうかがえる。

 

 

 

気だるいながらも力強い女声ボーカルと、シューゲイザーサウンドが印象的なアイヴィーリーグ。ボーカルのタイプこそカーディガンズのようなコケティッシュな可愛らしさとは異なるが、「ロック好き」を感じさせる音楽性は、シャーリー・マンソンを擁するガービッジ(Garbage)やカレン・Oをフロントマンとするヤーヤーヤーズ(Yeah Yeah Yeahs)と共通するものがあるかもしれない。

アイヴィーリーグは、紅一点のギターボーカルのBella Venuttiと、Lachie Gilmour、Millar Wileman、Jordan Hedingtonからなる4人組バンド。あまりに情報が少ないミュージシャンゆえにBella以外のメンバーがどの楽器パートを担当しているのかすら不明だが、オーストラリア国内の音楽フェスへの出演や、スポーティファイ、ラジオ番組などでの反響を見る限り、その魅力はじわりと広がりつつあるようだ。

 

 

どこかレトロで浮遊感のあるギターの音が、女性らしくありながらも媚びることなく自立した印象のBellaのボーカルに絡みつく。音楽性は90年代リバイバルとカテゴライズできるが、無駄を削ぎ落とした聞き飽きないアレンジなど、しっかりと「現代」を感じさせるバンドで、時代を超えて愛されるバンドに共通のエバーグリーンなオリジナリティーがどの曲にも感じられる。

 

 

残念ながらライブ映像がアップロードされていないが、オンラインで視聴可能な音源を聴くかぎり、ステージでも貫禄ある堂々とした演奏を聴かせてくれそうな予感が高まる。蛇足ながら、音源のミックスのバランスも良く、彼らの楽曲アレンジの精巧さを際立たせている。

今年、オーストラリアでの音楽フェスなどへの出演を経て、彼らがアーティストとしてどのような成長を遂げるのか楽しみだ。

 

 

文 / 水田真梨

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