2018
06.06

ポストロック/エレクトロニカ名盤TO ROCOCO ROT『The Amateur View』本日再発

NEWS, RELEASE

ポストロック〜エレクトロニカシーンに多大な影響を与えた歴史的名盤、TO ROCOCO ROT『The Amateur View』本日リイシューされる。今回はCDに入りうるだけのボーナストラックを収録。またメンバーのロベルト・リポックが当時の模様を振り返るコメントを寄せている。コメントは以下のとおり。
この作品が今でも日本のリスナーに興味を持ってもらい、当時のシングルからのトラックなどCDに可能な限りのボーナストラックを収録した新しいヴァージョンでリイシューされることを非常に嬉しく思うよ。
 
トゥ・ロココ・ロットは最初の2枚のアルバムをベルリンのミッテ地区にある私とロナルド・リポック(トゥ・ロココ・ロットのメンバーでロベルトとは兄弟)のアトリエで制作したんだ。そこはレコーディング・スタジオではなかったけど、とても明るく大きな部屋でたまたま音響的にも良い空間だった。でもこの『The Amateur View』はもっと良い環境でレコーディングしたくて、ハンブルグにあるエレクトリック・アヴェニュー・スタジオで制作した。このスタジオのオーナーでもあるトビアス・レビンがヴィヴラフォンやPPG WAVEのシンセサイザーなどたくさんの楽器を持っていたので何曲かは生演奏でレコーディングしたんだ。
 
さらに我々は常にノイズを意識しながらも“メロディ”や“多様性”をこのアルバムに求めたんだ。このように多くのアーティストに協力してもらいながらね。
 
ニューヨークで出会ったDJ、I-Sound(アイ-サウンド)のスタジオは凄かったよ!そこはミュージック・コンクレートとスポークン・ワードで溢れていて、まさに音のジャングルさ。彼とはこのアルバムに収録されている「A Little Asphalt Here And There」で非常に素晴らしいコラボレーションができた。その結果、次のアルバム『Music Is A Hungry Ghost』でも共作したんだ。
 
「This Sandy Piece」は、D(ダリル・ムーア)とレコーディングした。 かつて我々もロンドンのラフ・トレードに入り浸って新しい音を探していたが、当時彼もハマっていたせいで非常に精細でアブスラクトなサウンドが構築されたんだ。
 
ベルリンのテクノシーンで最も革新的なアーティストの一人であるでエラースミスのサウンドが入っていることに誰か気付いただろうか、「A Little Asphalt Here And There」で使われているホワイトノイズがそれさ。
 
「I Am In The World With You」のベースラインはベルリンにあるギャラクシー・マスタリング・スタジオのボス、敬愛すべきボ・コンドレンが弾いたんだ。彼は1999年のシティ・スラングからのリリースしたヴァイナルのカッティングをやってくれた人物さ。