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Samookiymt

累計セールス33万枚を突破し、 TBSのニュース番組「Nスタ」で特集が組まれるなど、シリーズ11作目を迎えても、なお世界中にファンを増やし続けているGOON TRAXのモンスター・コンピレーション『IN YA MELLOW TONE』。 そんな人気のコンピレーションが12月9日に、美しい歌声を武器に、ファンを魅了し続けるSam Ockとのコラボレーション作品『IN YA MELLOW TONE with Sam Ock』をリリースすることが決定。これまでSam Ockがフィーチャリングとして参加してきた豪華プロデューサー陣とのアンセム楽曲が顔を揃えたベスト盤となっている。  今月30日からは、Sam Ock、初来日のJ.HANを引き連れたジャパンツアーを全国4都市(大阪、札幌、東京、宮崎)で開催『IN YA MELLOW TONE with Sam Ock』も各会場で先行販売が実施されるので是非会場でチェックいただきたい。また札幌公演にはHidetake Takayamaの出演が追加決定。もちろん各公演豪華出演陣が勢揃いとあって、どの公演も足を運びたい。 ツアー後には、今年の韓国最大の野外フェス“Grand Mint Festival”に出演し、韓国のファンを魅了した、人気トラックメーカーre:plusをはじめとするGOON TRAXオールスターズと共に、韓国AX-HALLで開催される“The Movement Festival”に出演が決定している。VEEMOBとしても特に思い入れの強いアーティストだけに声を大にしてオススメしたい情報だ。 【リリース情報】 タイトル:IN YA MELLOW TONE with Sam Ock リリース日:2015.12.9 release 価格:¥2,000(税抜) 参加プロデューサー: re:plus、Hidetake Takayama、Robert de Boron、acro jazz laboratoryes、GEMINI、Still Caravan 【IN YA MELLOW TONE TOUR with …

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fox capture plan 最終章『BUTTERFLY』リリース 現代ジャズロックの名盤に挑む

彗星のごとく現れ、今や日本ジャズロック界の代名詞ともなりつつあるfox capture plan。今年3本のアルバムリリースと公言した彼らの最終章『BUTTERFLY』が11月4日遂にお目見えだ。 今年を締めくくる本作は、従来にあるような必要に迫られたという気配すら感じさせない洗練された楽曲揃いで、2000年代ロックナンバーのカヴァーシリーズ第一弾を予感させるMUSE「Plug In Baby」の新解釈は鳥肌もので、菊地成孔氏がソプラノ・サックスで参加した「混沌と創造の幾何学」は メンバーにとっても歴史的なトラックとなった。そして極め付きはめくるめく耳上で舞い降るfox capture planからのサウンドギフト「Christmas comes to our place」。“フレーズが溢れ出す”感覚は従来のfox capture planファンをまた良い意味で大きく裏切るだろう。 【リリース情報】 TITLE:BUTTERFLY ARTIST:fox capture plan DATE:11/4 2015 PRICE:¥2,200(+tax) 【fox capture plan プロフィール】 “現代版ジャズ・ロック”をコンセプトとした情熱的かつクールで新感覚なピアノ・トリオ・サウンドを目指し、それぞれ違った個性を持つバンドで活動する3人が集まり2011年結成。2012年8月にタワーレコード新宿店のみで発売したシングルCDR「Sampleboard_」が全くのノー・プロモーションにも関わらずフロア・デイリーチャート1位の売り上げを記録。同年10月にタワーレコード限定でミニアルバム「FLEXIBLE」、2013年5月に1stアルバム「trinity」を発売。さらに10月、同レーベルからリリースする盟友bohemianvoodooとのスプリット・ミニアルバム「color& monochrome」、album”BRIDGE”を12月に発売し、「JAZZ JAPAN AWARD 2013アルバム・オブ・ザ・イヤーニュー・スター部門」、第6回「CDショップ大賞2014」ジャズ部門賞を受賞した。2014年7月に最新作”WALL”は2014年下半期発売にも関わらず、タワーレコード・ジャズ年間セールスチャートの2位に輝く。同年8月には初の海外ツアーとして香港・中国ツアーを決行。2015年4月にはTBSドラマ「ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜」の劇伴を担当しながらも、年間3枚のアルバム発表を公言。 脅威のハイペース・リリースで業界を席巻する!

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Blue Vintage 1stアルバム『PURPLE』9.23リリース

忘れられない海と夢を拾い上げて、この秋空へ高く響かせたくなるようなアーティストの作品を見つけた。9月23日にリリースされるBlue Vintageによるファースト・アルバム『PURPLE』だ。 Blue Vintageとは、フィリピン生まれサイパン育ちのJ.SpeaksとサーファーギタリストのTaigaによるユニット。この二人が鳴らす音は一貫してアーバンで潮の芳醇な香りを放っていながらもダブやR&Bなどの他ジャンルもスマートにミックスさせている。ピュアでストレートな歌詞やアレンジは特に80年代から90年代のJ-POPへのリスペクトだろうか。しかしジャンルレスなテン年代、彼らの魅力はそれだけでない。Taigaの奏でるビブラートからはアル・クーパーのような初期エレキ時代のブルージーな“情熱”を呼応させるあたりが実に奥深く、「よくあるタイプだね」などと、とても素通りするわけにはいかないのだ。今回のファースト・アルバム『PURPLE』はファーストらしく日本のリスナーに寄り添った楽曲が多く揃えられていて耳にスフティーなものばかり。だが本当の彼らの“姿”は良い意味でまだまだこんなものじゃないと思う。愛と希望を持って今後も応援していきたいアーティストだ。 【リリース情報】 TITLE:PURPLE ARTIST:Blue Vintage DATE:09.23.2015 PRICE:¥1,800 (+tax) 【Blue Vintage プロフィール】 J.Speaks(Vo)とTaiga(Gt)の二人からなるユニット。2013年、二人が出会い意気投合。Blue Vintageを結成する。出会って間もないながら楽曲制作に没頭し、2014年本格的にLIVE活動を開始。Soul.R&B.Reggae.Funkなどの多様なジャンルの音楽を取り入れながら、どのカテゴリーにも属する事なくフレッシュでスタイリッシュさ溢れるサウンドが魅力である。 Blue Vintage’s Face Book

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Matthew Shellが生み出す米国MTS MUSICの世界vol.2

「ここに紹介するのは私の制作した新しい曲とアーティストたちです。ヴォーカルアーティストの Samantha Gunneyをフューチャーし、ピアニストのVahagn Stepanyan、そしてチェリストのYoed Nir。これらは世界平和の祈りのために制作したものです」 MTS MUSICのCEO、Matthew Shell (マシュー・シェル)はそう話してくれた。 Prayer For World Peace (feat. Samantha Gunney, Yoed Nir & Vahagn Stepanyan) とにかくMTS MUSICが制作に関わった楽曲やアーティストは膨大な数に及ぶ。 ここで紹介するものはその中のほんの一部であることを伝えておこう。 NEW Press The Global Bass Experience reviews Kenny Wesley’s song The Window (Exclusive MTS Mix). NEW Press SoulTracks reviews the new song Dance Shake (feat. IhsAn Bilal & V.I.C.U). NEW PressBlushing …

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聴き放題だけじゃない!日本でも始まった「ライブ行き放題サービス」

■聴き放題だけじゃない!月1,800円でライブに行き放題のサービス スウェーデンの「Spotify」やアメリカの「Apple Music」をはじめ、日本でも「AWA」や「LINE MUSIC」といった定額制の音楽聴き放題サービスが始まりましたが、スマートフォンで音楽を聴くだけじゃ物足りないという方もいるのではないのでしょうか? そんな方にオススメなのが、定額制のライブ行き放題サービス。アメリカでは「Jukely」というアプリが、月25ドルを支払って「Jukely Pass」を入手すれば、提携しているライブやコンサートに無制限で参加できるというサービスを提供しています。ロックやヒップホップといった様々なジャンルのアーティストのライブを、月25ドルで楽しむことができるのです。さらに20ドルをプラスして月45ドルを支払えば、同伴者を1人連れていけるというサービスもあります。 そして、日本でも2015年6月に「sonar-u」という定額制のライブ行き放題サービスがプレオープンしました(サービスリリースは9月予定)。「sonar-u」では、1ヶ月フリーパス(1,800円)と2ヶ月フリーパス(3,400円)があり、このパスを入手すれば、提携しているライブやコンサートに行き放題というサービスを提供しています。 ■定額制のライブ行き放題サービスが抱える3つの課題 定額制のライブ行き放題サービスは、インディーズアーティストのライブ1回分程の値段で、色々なアーティストのライブに行ける便利なサービスですが、いくつか課題もあります。 ・好きなアーティストのライブじゃないと行かない? 好きなアーティストのライブだったら「チケットの値段が高くても、どんなに忙しくても行きたい!」というファンの方は多いと思いますが、あまり知らないアーティストの場合はどうでしょうか?「知らないアーティストだけど、定額制だからライブに行ってみよう」という方はいると思いますが、仕事やプライベートが忙しい場合「何としても都合をつけてライブに行こう」とまでは思わないかも知れません。 ・近い場所で開催されるライブにしか行かない? 上記でご紹介したアメリカの「Jukely」は、ニューヨークやサンフランシスコといったアメリカの15の都市(記事執筆時現在)に加え、ロンドンでもライブ聴き放題サービスを提供しています。日本の「sonar-u」は、関西エリアと関東エリアの2つのエリア(記事執筆時現在)でライブ聴き放題サービスを提供しています。 好きなアーティストのライブだったら「遠くても行きたい!」というファンの方がいますし、同じコンサートツアーのライブでも全国各地を行脚するコアなファンの方もいます。しかし、あまり知らないアーティストの場合は、家や会社や学校から近い場所で開催されるライブにしか行かないという方が多いかも知れません。 ・YouTubeや音楽聴き放題サービスで充分? ライブ行き放題サービスは、普段聞かないような色々な音楽やアーティストに出会えるというメリットがありますが、ただ単に色々な曲を聴きたいだけならYouTubeの動画を見たり、音楽聴き放題サービスでストリーミング配信された音楽を聴いたりすれば事足りてしまいます。しかも、これらのサービスはライブとは異なり、「自分が好きなときに、好きな場所で」色々な音楽を聴くことができてしまうのです。 ■大切なのは、動画やストリーミング配信では味わえない「ライブ感」 それでも音楽が好きな人達がライブに足を運ぶのは、やはり動画やストリーミング配信では味わえない「ライブ感」があるからではないでしょうか?体全体に響き渡る音の振動はもちろん、アーティストのトークや観客の熱気など、ライブだからこそ味わえるものがあります。どんなに技術が進歩しても味わえない五感で味わう「ライブ感」。それこそが、ファンやアーティストにとって、とても大切な要素なのではないでしょうか? 事実、音楽ソフトの売り上げは減少しているにも関わらず、ライブ市場の売り上げは急増しています。もちろん、音楽ソフトの売り上げ減少の背景にはiTunesなどの影響もありますが、2014年の音楽ソフトの総生産額が2,542億円(日本レコード協会「日本のレコード産業2015」調べ)なのに対し、2014年のライブイベントの総売上は約2,749億円(コンサートプロモーターズ協会「基礎調査報告書」調べ)と、ライブイベントの売り上げが音楽ソフトの売り上げを上回っているのです。 ■ライブ行き放題サービスの可能性 色々なライブに行けるので今まで知らなかったアーティストに出会うことができ、その中から自分が好きな音楽に出会える可能性がある定額制のライブ行き放題サービス。 先程述べたように、忙しいときは中々ライブに行けないかもしれませんが、裏を返せば暇なときは「この日は時間があるから、ちょっと行ってみよう」と気軽に参加できるのが定額制のメリットです。また、定額で行き放題なので、「時間はあるけどお金がない」という学生なども気軽にライブを楽しむことができますね。 そして、このライブ行き放題サービスは、ライブを行うアーティストにとっては、固定ファンだけではなく新たなファンが増えるというメリットがありますし、ライブハウスなどのイベント開催者にとっては、ライブの空席を埋めることができるというメリットがあります。今後、対象エリアや提携ライブハウスやアーティストが増えれば、定額制のライブ行き放題サービスは、とても充実したサービスになるのではないでしょうか。 ■関連情報 「Jukely」のホームページ 「sonar-u」のホームページ 日本レコード協会「日本のレコード産業2015」 コンサートプロモーターズ協会「基礎調査報告書」(平成26年)

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マライアキャリーの”女の子アピール”に隠された本質 最近、離婚を発表した、マライアキャリー、ニックキャノン夫妻。 巷では、激太りや、あのぶりっ子キャラに、『年甲斐もなく!』と何かと批判され、お騒がせキャラが板についてしまっている彼女。 けれども、彼女の歌唱スタイル、トラックメイキングや、ハーモニーを創り出す、その才能は類い稀な唯一無二のもの。 そんな、彼女には何が起ころうとも必ずついてくるファンがいる。私も正直、最初は彼女に対して批判的人間の一人だった。ところが、彼女の才能の虜になってしまった。そして、気がついたら彼女のスピリットは私の憧れになっていた。 There’s an end to INFINITY to INFINITY 今回の離婚の原因は、ニックの浮気だと報じられている。 生活も問題なし、可愛い子供と、才能豊かな奥さんがいた。 いったい何が不満だったというのか! そして、マライアは『インフィニティ』という楽曲を発表。 ニックに対するであろう言葉が綴られている。 その歌詞からすると、やはり、マライアは相当ご立腹のようだ。 『どうしてそんなに子供なの?』と彼女はニックに問いかけている。そして、もう友達でもないと。 確かに彼女の歌詞の中には、彼への不満と、怒りが強く込められている。 けれど、彼女のPVに描かれているのは怒りだけではない。そこには、『私はもうスッキリしたわ』という感じからストーリーは展開し、『もう男はこりごり!』と続き、そして『男は裏切るけどワンちゃんは癒してくれる』と最後に集結する。 かと思いきや、新しい彼と豪華に夜の街に繰り出すところでPVは完結する。 『〜Infinity loving me more and more.〜あなたは運命の人じゃなかったのね』 『そんなにひどい離婚を経験して、まだ懲りないのか!?』 とまた、批判を受けそうだが、 彼女のこういう天真爛漫なところが、私は大好きなのだ! マライアのささやかなる復讐 私は恋愛関係でしくじると、必ず彼女の失恋ソングに酔いしれ、そのPVを見る(笑)。 なぜかというと、彼女の歌詞は自分の情けない女心を代弁してくれていて、PVでは必ずズバッと相手の男を切り捨ててくれるから。 また、失恋だけでなく、こんなモヤモヤも解消してくれる。 一時期、マライアはエミネムから執拗に批判を受けていた。 しかもその批判をテーマにエミネムは楽曲まで発表している。 それに対抗し、マライアも楽曲を発表した。 そして、そのPVにはマライア自身がエミネムに似せた男装をし、(もちろん、正式にエミネムを表現していると謳っているわけではないが) マライアの事が好き好きでたまらないエミネムの様子を存分に表現している。 最後のシーンでは劇中のエミネムがすごいスピードで走るバスに轢かれるシーンで終わる。 少々悪ふざけが過ぎるかもしれないが、マライア自身が(エミネムらしき)男性を演じているのでそこまでどギツくない。 見ていると、普段のザワつきがすっとなくなる。 彼女のこういう怒りを笑いに変えるセンスにはいつも脱帽してしまう。 浮気男と横取り女のイライラにはこちらもおすすめ! 【動画】Heartbreaker –Mariah Carey いくつになっても永遠のプリンセスガール 彼女が批判されたり、あるいは嫌われてしまうのは、マライアのこれでもかというほどの”女の子アピール”が原因のところもあるのではないだろうか? 彼女がわがままだとか嬢王様気質だとか、とりあえずそんな彼女の裏の顔は今の所、脇に置いておいて、 彼女は、したたかなほどに女の子アピールをどこにいても忘れない。 露出は高めだし、いつも行動がぶりっ子だし、世のグロウンウーマンにはとてもみっともなく見えてたまらない。 だけれども、あれが彼女自身なのだ。 それでも、彼女は信念や尊厳は決して忘れていない。 …

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taffy UK限定EP『Darkle』を急遽国内へ。遂に母国へ届いたファンへのラヴレターを初公開

6月17日 UKで熱狂的に支持されているジャパニーズバンドtaffyがUK限定リリースEP『Darkle』をファンの強い要望により急遽国内でもリリースを決行した。 今回の作品もグランジ界のカリスマ・アリスインチェインズやREM、ローリングストーンズらを手がけるステファン・マーカッセンをマスタリングエンジニアに迎えた良作だ。中でも#7の《Young Tines》は、ブライアン・ジョーンズタウン・マサカーのフロントマン、アントン・ニューコムが一目惚れしてリミックスに参加したヴァージョンである。アントン・ニューコムといえば作品のためなら一切の妥協を許さないことで有名だが、一聴すればお分かりいただけるとおり、シューゲナイズ仕様の緻密なアントン・ニューコムの器にirisのガーリーヴォイスが合絡まって、taffyのバンドとしてのジャンルレスな裾野を広げる希望を感じされてくれる1曲だ。 【動画】taffy – Young Tines Brian Jonestown Massacre Remix 本来ならば前作と同様にUK限定でのリリース予定だったtaffyだが、急遽母国でのリリースが決定し、再びtaffyの本質を直接届ける機会を得たことはバンドにとっても嬉しい限りだろう。そんなtaffyのiris(Vo.Gr)からリスナーへのラヴレターをお届けしたい。 【動画】taffy – dr K 今回のアルバムDarkleはやりたい事を遠慮なくやってみたという感じの1枚でしょうか。 taffyの根本と言うか、好きな音色、雰囲気、メロディを好きなだけ詰め込むという…。 taffyはよくバンド名からの響きもあり第一印象としてpopやhappyな音と捉われがちなのですが、根本はちょっとダークで基本とする切なさを元に楽曲が生まれてきます。 この第一印象と私の声にさえ騙されなければ(笑)taffyらしい音の壁が聴こえてくると思います。 アルバムのタイトルDarkleという言葉も”sparkle: 輝く” と”dark: 闇、暗い”が合わさった言葉でもあり、暗闇でぼんやりと輝くという意味もあり我々taffyを表わしてる感じで…むしろtaffyよりDarkleというバンド名の方が合う程かもしれません(笑)。 何時も好きな事を、好きな様に、好きなだけ。 Darkleはそれを体現したアルバム。Darkleはtaffyというバンドを自己紹介してくれる1枚です。 iris / vo,gr 【動画】taffy – Suicidal Bunny (Official Video) 全体的に非常に良くまとまった印象の1枚だが、ふいに訪れる#6《HBD》でのアナログでシンプルな演出に衝動的な涙が出た。この事態の解明にしばらく戸惑ったのだが、とんでもなく遠くから突然全速力で走ってきてそっとこの手を握るような、そんな温かみさえ感じさせてくれるのがこの作品でいう『taffyのもう一つの本質的な部分』なのかもしれない。 あなたもそんな不思議な体験を是非! 【新譜情報】 taffy「Darkle」 2015年6月17日全国発売 1389円 + 税 Moderna Records mdrn0007 収録曲 Suicidal Bunny Redamancy Young Tines Remember to …

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超・天才ピアニスト反田恭平20歳 7.22 日本デビュー

若き天才 満を持して日本デビュー 2015年7月22日、若干20歳の天才ピアニスト 反田恭平が日本でCDデビューを飾ることがわかった。 リズムにそよぐボブヘアーとしなやかで繊細な指使い…まるでリスト本人が現代に息を吹き返したのかと錯覚するほどのロマンスをもたらしてくれる反田は、高校在学中に日本音楽コンクールで第1位に輝き、2014年にはチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院へ主席で入学をしたという輝かしい経歴を持つ。 その後、ロシアを拠点に国内外で喝采を浴び遂に2015年、イタリアで開かれた「チッタ・ディ・カントゥ 国際ピアノ協奏曲コンクール」の古典派部門で見事に優勝。このベストタイミングに日本デビュー フルアルバム『リスト』がリリースされる。 彼をロシアへ羽ばたかせたことでも知られるM.ヴォスクレセンスキー氏を師と仰ぐ反田。彼の世界観はデジタルなフィルターを通したものであったとしても一目瞭然である。瞼に移る景色は一面の愛で溢れており、初めて彼の演奏に出会った瞬間は涙さえ出た。ロマン派愛聴者は勿論のことpop好きにも是非一聴していただきたい。 【反田恭平LIVEスケジュール】 2015年9月11日(金)@東京オペラシティコンンサートホール 東京フィルハーモニー交響楽団 第96回オペラシティ定期シリーズ 2015年9月27日(日)@調布市グリーンホール フレッシュ名曲コンサート 【関連情報】 反田恭平 Official Website 日本コロムビア 反田恭平ページ

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指揮者が突然倒れる!?マウリシオ・カーゲルのユニークすぎる楽譜

演奏の途中で指揮者が突然倒れる楽譜 1931年にアルゼンチンのブエノスアイレスで生まれたマウリシオ・カーゲル(Mauricio Kagel, 1931-2008)。 彼は、声楽や指揮者、ピアノやチェロなどのレッスンを受け、後に作曲家となりました。音楽だけではなく、写真や映画や演劇にも興味を持つようになった彼は、パフォーマンス的な要素を自らの音楽にも取り入れるようになり、ユニークな楽譜を執筆しました。 その1つが『フィナーレ』という曲の楽譜。楽譜には、曲の途中で「指揮者が倒れる」と書かれており、何と指揮者が倒れてしまいます! ちなみに、楽譜には「突然のけいれんに見舞われたかのように硬直する」「譜面台をつかみ、後ろの床に頭を向けて倒れる」という指示が書かれており、「指揮者が倒れた後は代わりにコンサートマスターが指揮をする」と記載されているそうです。 【懐】超・天才ピアニスト反田恭平の日本初メディアはVEEMOBだった! ティンパニ奏者が頭を突っ込む楽譜 そして、ネットで話題になり、YouTubeの再生回数が130万回を超えている動画が『ティンパニとオーケストラのための協奏曲』です。ラスト5秒にご注目です! 【動画】マウリシオ・カーゲル「ティンパニとオーケストラのための協奏曲」with Rie Watanabe …見事に頭を突っ込んでいますね。これもマウリシオ・カーゲルが書いた楽譜の指示なのだとか。ちなみに、これは表面に紙を貼ったティンパニだそうです。 【話題コラム】音大卒の人達に聞いた「音大のメリット・デメリット」とは? 2人でオーケストラ演奏 そして最後は、2人の奏者が妙な機械を操って複数の楽器を演奏するという『Two-Man Orchestra』。口でタンバリンをくわえたり、紐をひっぱってギターを演奏したり・・・会場からは失笑が漏れています。 【動画】Mauricio Kagel: Two-Man Orchestra 「ファンタジー」「ユーモア」「オリジナリティー」こそが、彼の作品の主な特徴であるというマウリシオ・カーゲル。これらのユニークな楽譜は、そんな彼だからこそ、書くことができたのかも知れませんね。 【感涙モノ】まさに「天使の歌声」!思わず拝みたくなるオーラの11歳のオペラ歌手!! 関連情報 マウリシオ・カーゲル

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Chassol

音楽と映像の狭間を旅する- 気鋭の音楽家・Chassol ”音楽”と”映像”に新鮮な空気を吹き込む アーティスト 映画、TV、広告、コンサート演出など、あらゆる場面で切っても切り離せない関係にある”音楽”と”映像”。パリを拠点に活動するChassol(シャソル)は、この両者の関係に新鮮な空気を吹き込み、独自の音楽スタイルを追求している。 ChassolことChristophe Chassol は、1976年生まれのフランス人ピアニスト/作曲家。長年に渡って映画やTVなどの音楽制作に携わっていた彼は、PhoenixやSébastien Tellierなどのポップミュージックを手掛けたことでも知られている。日本でも人気の高いDJ/選曲家であるGilles Petersonのプレイリストに度々登場してきたChassolの名前を、熱心な音楽リスナーならば目にしたことがあるかもしれない。 【動画】Chassol – Music is God my Love [Indiamore] 【動画】CHASSOL – Fiddler in the Street [Indiamore] ”Harmonizing reality”をキーワードに活動する彼の音楽は、映像と共に収録した音声を楽曲の素材として利用し、ピアノを中心とした様々な楽器でハーモニーを付ける手法で制作されている。映像から音楽が浮かび上がり、音楽が映像の中の風景や人物をより鮮明に映し出すような独特の作風は、どんなオーディオ・ヴィジュアル作品とも異なる魅力に溢れている。 上の2曲は、2013年のアルバム「Indiamore」に収録。このアルバムは、Gilles Petersonが主宰するWorldwide Awards 2015において、Album of the Year第3位を獲得している。 日常を浮き立たせるサウンド 2015年3月には、最新作「Big Sun」がリリースされた。この作品は、彼の両親の故郷である西インド諸島・マルティニーク島が舞台となっており、鳥のさえずり、ドミノゲームに興じる人々、街のカーニバルなど、島の様々な日常や風景を捉えている 【動画】Chassol – La Route de la Trace (BIG SUN) 【動画】Chassol – Reich & Darwin (Big Sun) 遠い異国の日常を彩るサウンドは、ジャズ・ファンクやソウル、ミニマル・ミュージックなどを繋ぎながらも、決してカテゴライズできない。その土地の空気、温度、香り、暮らす人々の息遣いなどが瑞々しいテクスチャをもって伝わってくるChassolの作品は、まさに今旅をしているような感覚にさせてくれる。